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2004年09月28日(火) 10時20分
28日ニッシン債権など直近公開株が続落、下値近い

ニッシン債権回収(マザーズ) <8426> やソネット・エムスリー(マザーズ) <2413> 、ゲンダイエージェンシー(JQ) <2411> など直近公開株の値下がりが目立っている。8月以降、9月24日までに新規上場した24銘柄の株価を見ると、27日現在、高値から直近安値までの下落率は平均35%に達した。本日も安値を割り込むものが多く、下落率はさらに大きくなっている。 下落率が最も大きいのはアルテの55%、下落率が30%を超えているのは17銘柄と全体の7割に及ぶ。また、安値が初値を割り込んだ銘柄は24銘柄中21銘柄にも達し、中には公開価格を割り込んだものが6銘柄、ブック仮条件下限価格を割り込んだものも2銘柄(和田興産、がんこ炎)ある。 8月にも直近公開株が急落した場面があった。8月4日現在で6〜7月に新規上場した28銘柄を調べたが、その時点では高値からの下落率は48%になった。下落率が5割を超えるものが14銘柄もあり、下げの厳しさが目立っていた。そこから比較すると、今回の下げには未了感があるとの指摘もある。しかし、下げに転じる前の上げ方にも大きな差はあり、下げが足りないとはいえない要素もある。 今回の直近公開株の公開価格に対する初値の騰落率は平均プラス62%、公開価格から上場後高値までの騰落率は平均プラス103%となった。一方、6〜7月新規上場銘柄の公開価格に対する初値の騰落率は平均プラス187%、公開価格から高値までの騰落率は平均プラス288%と、今回のおよそ3倍の高パフォーマンスだった。上げ方が派手だったぶん、下げもきつかったといえる。 この点、公開価格から高値までの上昇幅に対する、高値から安値までの下げ幅の割合を見ると、前回は上げ幅の66%下げ、今回は上げ幅の68%下げとなり、ほぼいいところにきている、ともいえる。初値から高値にかけての株価形成が今回の方が穏健であることから、株価下落によって既に割安感が出始めているものも散見される。需給主導の下げゆえ、下値メドはつけにくいが、そろそろ買いのタイミングを計るところ、との見方もある。(T.O)
[ラジオNIKKEI]

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