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2003年03月17日(月) 10時41分
17日日風開の初値60万円、公開価格比3倍

東証マザーズに14日新規上場した日本風力開発<2766>は上場2日目の本日もカイ気配を切り上げる展開となったが、結局、前場中頃に公開価格20万円を3倍となる60万円で初値を付けた。公開価格に対する乖離率の大きさでは、昨年4月に上場したニイウスの3倍以来の記録。また、昨年9月の上場で、有力ゲノムベンチャーとして注目を浴びたアンジェスエムジーの1.8倍を上回る人気ぶり。日本風力開発は風力開発事業を専門に行うベンチャー企業。国策に沿うことから成長期待がはやされている。今3月期の連結業績は売上高が前期比3倍の39億円、純利益は1億2000万円と黒字転換を見込む。初値のPERは100倍。 14日上場後の記者会見で塚脇正幸社長は今後の見通しについて概略以下のように語った。「 今期は28本の風車を取り扱った。来期は40基の販売を見込み、売上高60億円、経常利益は5〜6億円程度を見込んでいる。いずれの発電所も立地のめどはついている」。 「しばらくは風力発電機の販売が主体だが、途中から電力会社に対する売電収入が追いついていく。その売上内訳は現在、発電機の販売が全体の95%、売電が5%の比率。これが2006年〜2007年になると発電機が8割、売電が2割、さらに、2010年3月期になると発電機が6割、売電が4割というバランスになっていくだろう。売電収入の比率が上がるほど利益率は向上する。ちなみに、来期の売上高経常利益率は10%内外だが、2007年頃には16〜17%、2010年には24〜25%に高まるだろう」 「配当など株主還元策については、投資家の声を聞きながら判断していく。ただ、当面は一過性の利益しか生まない発電機の販売収入が柱であるため、その収益は再投資に回し、時価総額が高まるよう活用したい。その後、安定した収益を生み出す売電収入が柱に育ってくれば、配当重視で考えていきたい」(T.O)
[ラジオNIKKEI]

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